お正月、年賀状のやり取りだけはしていたのですが、もう卒業して何十年もたつと、皆、家庭を持って忙しくしているので、会う機会などなかったのですが、ご主人の転勤で、遠方を転々としていた彼女も、ようやく、親元の近くに、家を構え、そこでおちついて暮らすようになったようで、年賀状に初めて、久しぶりに会いたいね、などと書いてきたのです。

なんだか、気分が落ち込むことが最近多くなってきたな、と感じていた私は、早速、彼女と連絡を取ります。実は、仕事上、関係有る方が、その近くの公民館の館長に赴任され、ついでといってはいけないのですが、両方に会いに行こうと言うことになったのです。

お互い、20年ぶりの再会、お互い、良いおばさんになり、それこそ、体大事にね、と言いあっている仲なので、知人から貰った干し梅をお土産にすることにしました。

そしてデパートで購入した、ブランド物のハンカチ、いつまでも女らしくいようね、と言うことです。

ええ、めずらしいね、これ高いってきくよ、と大喜びです。とりわけ干し梅は、子供さんにもうけて、後でご主人も喜ばれたと聞きます。

みんな、健康に良い物には敏感です。